2015年5月21日木曜日

IT'S NOW OR NEVER/イッツ・ナウ・オア・ネヴァー


IT'S NOW OR NEVER
  /イッツ・ナウ・オア・ネヴァー

今を逃したらチャンスは二度とない
ダーリン、キスをして
今夜、僕のものになっておくれ
今を逃したらチャンスは二度とない
この愛はもう待ちきれない

エルヴィス・プレスリーは情熱的に歌います。

60年3月、軍隊の除籍が決まり帰国したエルヴィスは同じ3月にナッシュビルで早速レコーディングします。<イッツ・ナウ・オア・ネヴァー>は4月に録音。7月シングルリリースされ、5週連続ヒットチャート第一位を突き抜けます。

to take a trip 
という言葉には心が解放され、瞑想するという意味が含まれているそうです。
なるほど70年代、ヒッピー全盛の頃、しきりにtrip、trip と言われました。瞑想のことなんですね。

旅は人それぞれ。五感が洗われて心が解き放たれる瞬間を感じるとき、最高の旅、つまり最高のセラピーへの誘いが始まります。
日常、と非日常。ONとOFFを楽しめる力を大切にしたいですね。

エルヴィスは、その心が震える瞬間の声を世界的に有名な曲に乗せます。愛する人を迎えに行く声です。その声に世界は魅了されメガヒットとなりました。

* 今を逃したらチャンスは二度とない
ここへ来て、抱きしめて
ダーリン、キスをして
今夜、僕のものになっておくれ
明日では遅すぎるから
今を逃したらチャンスは二度とない
この愛はもう待ちきれない

君との初めての出会い
その優しいほほ笑みに
心はとらわれ
魂は降参した
この時のために
今まで生きてきた
そして君がここにいる今
やっとチャンスがめぐってきた

* くり返し

まるで柳の木のように
二人はすすり泣くだろう
もしもこの大切な愛を失ったら
その唇で僕をときめかせ
その腕で僕を誘っておくれ
いつまたこんな出会いが
あるとは知れないのだから

今を逃したらチャンスは二度とない
この愛はもう待ちきれない
今を逃したらチャンスは二度とない
この愛はもう待ち告きれない
今を逃したらチャンスは二度とない
この愛はもう待ちきれない




IT'S NOW OR NEVER

* It's now or never
Corne hold rne tight
Kiss me, rnv dariing
Be rnine tonight
Tarnarrow will be too late
It's now or never
My Iove won't wait

When I first saw you
W!th your srnile so tender
My heart was captured
My soul surrendered
l've spent a lifetirne
Waiting fof the night tirne
Now that youre near
The tirne is here at last

* Repeat

Just like a wlllow
We would crYy an oceen
if we lost true love and sweet devotiorn
Your lips excite me
Let your arrns invite me
For who knows when
We'll rneet again this way

It's now or never
My Iove won't wait
It's now or never
My Iove won't wait
It's now or never
My Iove won't wait



♪ いつまたこんな出会いが
あるとは知れないのだから ♪

ワークス・オブ・エルヴィスには次のように紹介されています。

カンツォーネを下敷きにして作られた.エルヴイスの情熱的なボーカルをたっぷり楽しめるナンバー・ワン・ヒット。

原曲はr<O sole mio/オー・ソレ・ミオ>。カンツォーネ・ナポリターナの代表としてよく知られオリジナル・タイルは「私の太陽よ」という意味。

「マリア・マリ」などの名曲を残している19世紀末のナポリの有名なコンポーザ一、エドアルド・ディ・カプアが1898年に作曲し、作詞はジョパンニ・カプロ。

ピエディグロッタ・ソング・フェスティバルのンプリ・ナンバーで、20世紀に入ってアメリカでも人気を呼び、1908年にエミリオ・デゴゴーザ、14年にアテン・ターナ一、16年にエリンコ・カルーソでそれぞれヒットしている。その後英詞がつけられ、49年にトニー・マーテイ<There's No Tomorrow> というタイトルて大ベスト・セラーとなった。

エルヴィスお気に入りの作品のひとつで、西ドイツ駐留中に(歌詞を新しいものにして)レコードにしたいとスタッフに伝えたところ、除隊後アーロン・シュローダー/ウォリー・ゴーリー共同改作によるこのナンバーが待っていたのだった

デヴイツド・ヒル(デヴィッド・へス)の、チャ・チャ・チャのリズムを取り入れたアレンジにのって、エルヴイスはとても情熱的に歌っている。70年代に入ってからのコンサートの中てもよく登場し、自ら<オー・ソレ・ミオ>の部をイタリア語て歌ったり、晩年のライブてはシエリー・ニールソンに原曲を歌わせ、そのあとにエルヴイスが”イッツ・ナウ~ ”を歌うという構成を採用していた。

80年代にはジョンシェナイダーが、HOT100とカントリー・チートでリパイバルトさせている。その他、アル・マルティーノ、ラル・ドナー、コニー・スミス、ロジャー・ホイッテッカ一、ポール・マッカートニーなどがレコーデイングしている





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